こんにちは。大阪府吹田市で鍼灸師をしている、うやま鍼灸治療院の院長の鵜山です。
寒い季節はもちろん、一年を通して手足が冷たくなる「冷え性」。
「靴下を重ねても冷える」「お風呂に入ってもすぐ冷たくなる」「生理痛や肩こりも一緒に出る」など、冷えに伴う不調は多岐にわたります。
そして「たかが冷え性」と放っておくと、重大な症状につながりかねません。
その冷え性に対し、西洋医学と東洋医学のどちらの観点からも効果が期待できるのが鍼灸治療です。
本記事では、冷え性が起こる理由、そして鍼灸がどのように改善をサポートするのかを分かりやすく解説していきます。
鍼灸治療全般については、鍼灸とはのページで解説しています。
よろしければ、そちらも合わせてご覧ください。
冷え性はなぜ起こる?~西洋医学編~

冷え性の最も大きな原因はズバリ「血行が悪い」ことにあります。
体温の産生比率として、内臓:筋肉(インナーマッスル/アウターマッスル)=60:40(38/2)ということが言われています。
ここでのインナーマッスルとアウターマッスルは、赤筋(姿勢保持筋)と白筋(動作筋)のことです。
単純に体温を上げたいのであれば姿勢不良をなくし、内臓の働きを良くしてあげれば解決です。
けれども、冷え性に関しては、これだけでは不十分です。
それは、たとえ体温がそれなりにあっても、体中に熱を巡らせないと冷える部分が出てくるからです。
そのために血液循環が重要になってきます。
特に筋肉内の血行が悪いところは、筋繊維同士の滑走が悪くなり、硬くなりやすいです。
鍼灸治療では、その部分を刺激し、わざと筋繊維を微小に傷つけることで、血行の促進させ、冷える部分を解消していきます。
冷え性はなぜ起こる? ~東洋医学で考える4つのタイプ編~

東洋医学では、冷え性は単に「血行が悪い」だけでなく、体質バランスの乱れている部分によってタイプが分かれます。
① 気虚タイプ(エネルギー不足で温められない)
- すぐ疲れる
- 朝が弱い
- 食が細い
- 手足の冷えが強い
→体を温めるエネルギー=「気」が不足している状態。
② 血虚タイプ(血が不足し栄養が巡らない)
- めまい、立ちくらみ
- 乾燥肌
- 不眠・不安感
- 手足だけではなく全身が冷えやすい
→血が十分に巡らず保温できない。
③ 瘀血タイプ(血流の滞りによる冷え)
- 冷えと同時に痛みがある
- 生理痛が重い
- しびれ・肩こりが強い
- 触ると冷たく、温めると楽
→血が滞り「巡りの悪さ」から冷えるタイプ。
④ 陽虚タイプ(深部から冷えている)
- お腹や腰が冷える
- 下半身のむくみ
- トイレが近い
- 寒さに非常に弱い
→身体の“熱を作る力”が低下している状態。
東洋医学的鍼灸治療では、これらのタイプを見極めて治療を行うことで、冷えの根本改善を目指します。
冷え性に効果的な代表的なツボ5選
● 三陰交(さんいんこう)

場所:内くるぶしの一番高い所から指4本分上
効果:
- 血行促進
- 足の冷え・むくみ
- 女性特有の冷えに◎
冷え性の方には必ず使われる代表的なツボです。
● 足三里(あしさんり)

場所:膝のお皿の下外側から指4本分下
効果:
- 全身の血流改善
- 内臓機能の活性化
- 疲れやすい冷え体質に
「体の内側から温める」ツボです。
● 関元(かんげん)

場所:おへそから指4本分下
効果:
- お腹・腰の冷え
- 免疫力アップ
- 体力低下の改善
お腹を触ると冷たい方は特におすすめです。
● 気海(きかい)

場所:おへそから指2本分下
効果:
- エネルギー不足による冷え
- 倦怠感・疲労感
慢性的な冷えに使われます。
● 湧泉(ゆうせん)

場所:足の裏、指を曲げたときにへこむ部分
効果:
- 足先の冷え
- 自律神経調整
- 睡眠の質改善
寝る前のセルフケアに最適です。
鍼灸治療が冷え性に効果的な理由

鍼灸治療では、
- ツボを的確に刺激
- 自律神経を整える
- 血流を根本から改善
することで、体質そのものを変えていく治療を行います。
特に
- 長年の冷え性
- 夏でも冷える
- 冷え+肩こり・腰痛・不眠
がある方は、鍼灸治療との相性が非常に良いです。
吹田市で冷え性にお悩みの方へ

吹田市のうやま鍼灸治療院では、一人ひとりの冷えのタイプや症状を見極め、
ツボ・体質・生活習慣まで考慮した施術を行っています。
「冷えは体質だから仕方ない」とあきらめる前に、体質改善も可能な当院へ
ぜひ一度ご相談ください。







